日本財団 図書館


 

25. 300PS/2600rpmを搭載した漁船で、3時間航走して軽油を19l消費したこのエンジンの燃料消費率を計算しなさい。ただし、軽油の比重を0.83とする。

 

26. 次の文章は、整備または修理後に於ける運転に関する事項を述べているが、正しいもの1個に○を付けなさい。

 

( )1. 各部隙間、調整値及び運転等の全ての基準について、数値を取扱説明書で確認しようとしたところ、数値が手書き等で書き変えられていたが、取扱説明書を基準として作業を進めた。
( )2. 運転前の調整、運転時の各部データをチェックするため本船から陸上運転成績表を借りようとしたが、無いので機関長の記憶、メモを参考にして行った。
( )3. 当初の計画には無かったが、潤滑油の艤装配管を一部交換した。日程に遅れが生じたがフラッシングを十分実施した。
( )4. 燃料噴射ポンプの整備を専門業者で実施したので、機関へ装着後に突始めのチェックを行わなかった。

 

27.次の文章は、配管工事における注意事項を述べているが、正しいもの1個に○を付けなさい。

 

( )1. パイプの切断にはアセチレンガスやアーク等を使い、パイプカッタや鋸を使用してはならない。
( )2. 配管中に溶接津が入ると同時に溶断部付近に酸化膜が多量に生じ、これが後で運転中剥離して故障の原因になる。
( )3. パイプを曲げる場合はなるべくベンダを使い、曲げ半径を管径の1倍以上にすること。
( )4. ねじ山のシールにテフロンデーブ(シールテープ)を使う場合は、ねじ山の先端から6山程度内側から巻くこと。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION